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宇都宮市明保野町の不動産鑑定士
営業範囲は日本全国、どこでもまいります。不動産鑑定士として活動しています。内容は日々を綴ったゆるーいブログです。
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銀河鉄道の父
私の出身校、栃木県立宇都宮東高校の一つ上の先輩(面識はありません)、直木賞作家であられる門井慶喜大先生の代表作です。
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宮沢賢治の父、政次郎の視点で物語が進みます。
37歳の若さで賢治は死んでしまうのですが、短い期間だからこそなおさら、父親が我が子を思う愛情が、これでもかと凝縮されています。
そして宮沢賢治の愛らしい作品の数々は、親の愛情の中で育まれたものなんだなあ、とよ―く理解しました。

究極の親ばかの政次郎、世の中のお父さん方、親ばかだっていいじゃないですか、かわいい家族のためなら。子供を想う親心、いつの時代も不偏です。

涙なしでは読めません。素晴らしい作品でした。

お薦め度は、文句なし★★★★★(星5つ)です。

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マチネの終わりに
平野啓一郎著、映画化もされました。
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天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化。「BOOK」データベースより。

平野啓一郎先生については、デビュー作「『日蝕」が芥川賞を受賞した際、一躍時の人としてメディア報道に持ち上げられました。その時の印象は、三島由紀夫に影響された大学生作家、すごくスキレキレでカした作家だと思っていました。あれから十余年、今まで彼のその小説を読むことはありませんでした。

四十歳を超えた、世間から見れば中年の男女、様々なしがらみ、愛憎劇、音楽への陶酔、これら私のような常人には到底到達できない境地を、圧倒的な語彙と多彩な比喩、深い教養によって、ぎりぎりまで汲んで文章の形にすることに成功していると思います。

この作家天才です。映画の方も今度見てみたいと思いました。

お薦め度は★★★★☆(星4つ)です。

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カミユのペスト
カミユのペストを先週読みました。
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新潮文庫版は今年、国内で感染が広がった2月以降に計7回、15万4千部を増刷。100万部を突破し、累計約104万部となったとのこと。私が購入した3月末は売り切れ店続出で、運よくツタヤで最後の1冊を手にしました。

アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。Amazonより

疫病がもたらす不条理感に対する人々の姿勢を、人の目線から描いた作品です。世の中の不条理が全くの他人事でないということを、現代に生きる我々に警鐘を鳴らします。
自然の摂理、不条理な事象は人間がどうすることもできないから不条理なのであって、どんなに文明が発達しても、不条理を受け入れなければならず、これと対峙するのはいつの時代も不偏です。

ネタばれになりますから結末は申し上げませんが、やっぱり身近な愛する人を亡くすのは、悲しいです。

お薦め度は★★★★★(星5つ)です。

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背高泡立草
第162回芥川賞受賞作です、文芸春秋3月号にて拝読。
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とある夏の日、長崎のある島の「納屋」で草刈りに汗を流す一家の何気ない週末です。時の流れがいきなり飛ぶ、時間軸が重層的な、何とも不思議な展開なのですが、独特な長崎の方言は読むものをほのぼのとさせます。私は嫌いでないですが、読む人によっては退屈に感じるかもしれません。

しかし選考委員の宮本輝先生は、「重層性と作品それ自体の生命力が抜きんでている」と講評しています。

私が敢えて言うならば、時間軸かき回し小説、とでも言いましょうか。ほのぼの時空を超える旅を、みなさんはこの小説で感じ取れるでしょうか?

お薦め度は★★★☆☆(星3つ)です。

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教科書読んでます
息子の受験勉強が終了し、中学校時代のブツの大量廃棄が発生しています。3年分の教科書、塾の教材、各種プリント。熱心に勉強していたか否かはともかく、相当な量なのです。

整理の過程で、中学校の教科書を懐かしく眺めていると、結構おもしろいもんです。読み始めたら止まりません。私の好きな地理・歴史関係はともかく、美術と音楽、国語もなかなか興味深いです。数学だけはパスしました。

今日は保健体育を読んでます。
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教科書ってお金かかってますからねえ。

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プロフィール

あけぼの不動産鑑定                                        吉澤光彦

Author:あけぼの不動産鑑定  吉澤光彦
平成22年9月1日開業 47歳(既婚)
〒320-0845
栃木県宇都宮市明保野町6-34
明保野ロイヤルパレス202
TEL 028-678-4693
FAX 028-678-4694

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