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宇都宮市明保野町の不動産鑑定士
営業範囲は日本全国、どこでもまいります。不動産鑑定士として活動しています。内容は日々を綴ったゆるーいブログです。
11 | 2018/12 | 01
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マスカレードホテル
2019年1月に木村拓哉、長沢まさみの主演で映画化される予定です。
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原作は大御所、東野圭吾先生。

ストーリーは、連続殺人の次の現場と判明した高級ホテルに、警察が潜入捜査することになります。その潜入員となる刑事新田(木村拓哉)と彼の教育監視係になるフロントの山岸尚美(長沢まさみ)を中心に、連続殺人事件と様々な変わった客が訪れるホテルで発生する小さな事件が、交錯して進みます。

テンポ良く一気に読めました。さすが東野先生、まあ掛目無く面白いです。高級ホテルを舞台としたハラハラドキドキ、絶対映画向きです。TBSでやっていたドラマ「HOTEL」のミステリー版といった感じ。
犯人は誰だか結末は知ってしまいたが、映像で見てもまた面白い筈。題名の「マスカレード」の意味も、最後にお判りになります。

ちなみに巻末に、「ロイヤルパークホテル協力」と書いてありました。

お薦め度は★★★★☆(星4つ)です

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「流」
直木賞作家、東山彰良氏の作品です。
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主人公は祖父が本土から台湾に移って来た外省人。この祖父は、日中戦争時、日本軍に仕えたという一家を皆殺しにしたという前科を持っています。この、祖父が戦後何年もたって台湾で惨殺されることで主人公の復讐劇と、祖父や自分の一家のルーツ探しが始まるのです。

直木賞を選評した北方謙三さんは「20年に一度の傑作だ」と高評価。
あの辛口の伊集院静さんが、「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ」と評価。

最初は登場人物が台湾名のため、人物相関を理解するのに苦しみまして、文庫本に附属されている人物表を、栞にしながら読み進めます。最初はとっつきにくい印象ですが、すぐにその時代にオーバートラップ、夢中で読み耽りました。
舞台は台湾を中心として、中国、日本と股を掛け、スケールがとにかくでかいです。日中戦争や国共内戦の血なまぐさい史実、台湾ヤクザとのトラブル、切ない初恋、様々な事象が重畳的に語られ、いずれもなんか混沌としていて、リアルなのは、著者が幼い頃、台湾で生まれ育った経験なのでしょう。

題名の「流」。その意味するところは明確には語られていません。
私なりに解釈するに、「時代の流れ」ではないかと思います。混沌とした時代に生まれ育ち、青春時代を経て、大人へと成長する過程。戦時中、時流に抗えない自分と、自分の流儀を貫こうとする主人公。時代の激流に逆らって遡上しようとする思想は、重要なテーマだと感じました。
大人が読んでも絶対面白いですが、大学生あたりに読んで欲しい1冊です。

お薦め度は、文句なし★★★★★(星5つ)です。

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送り火
第159回芥川賞受賞作、高橋弘希氏の著書です。
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この作品では転勤族の少年・歩が、青森県の廃校寸前の中学校に、三年生の一年間だけ通うことになります。そこで歩は五人の同級生の力関係を観察し、その中にうまく自分を位置づけることに成功します。リーダーの晃と仲良くなり、同級生らのナイフの万引きに参加し、時折暴力的ないじめが噴出する中でも、うまく中立的な観察者の立場に身を置いたかに見えましたが・・・。

大人が決して介入できない思春期の虐めの構図、それがもたらす結末は決して単純なものではありません。胸中ザワザワしながら読み進めました。ザワザワしているのですが、青森の美しい風景描写は、憧憬を感じます。なんか不思議な感じ。

何と言っても意外なラストの評価は難しいです。ネタバレ的になるので敢えて語りませんが、賛否両論分かれるところ、読者さんの意見をお聞きしたいところです。

お薦め度は★★★★☆(星4つ)です。

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花芯
私が生まれる遥か前、瀬戸内寂聴先生が1957年に発表し、その過激な内容と「子宮」という言葉が多く出てくることから、「子宮作家」との批判を浴びた小説です。その後5年間ほど(干されて)文壇的沈黙を余儀なくされました。ちなみに「花芯」は「子宮」という意味の中国語です。

すごく古い小説ですが、数年前に映画化されたので、読もうと本棚に山積みなっていた1冊です。
「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」。親の決めた許婚と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司・・・。
今発表されたとしても、衝撃的な作品だと思います(だから今さら映画化されたのだと思います)。ましてや出版当時は1950年代、女性たちの間では、こんなことを語ることが自体がタブーだったことでしょう。それを女性自らが、すこぶるリアルに書き、そしてそれを描いたのがかの瀬戸内寂聴先生だなんて、すごくショックです。

単なる「不倫もの」では片づけられない、官能さがあります。が、映画はあまり高評価ではないようです。やはり小説でしか表現できない、官能さとそれと表裏一体のなんというか愚直さがあります。
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是非映画の前に、原作を読んでいただきたいと思います。

お薦め度は★★★☆☆(星3つ)です

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不可能を可能にする大谷翔平120の思考
大谷翔平の本、昨年の息子の誕生日にあげたものですが、本棚から拝借してきました。
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これを読むと、肉体的だけなく、精神的にも屈強な人間なのだと感じました。

特に同感したのは、89番の項目
「僕はマイナス思考なんです。だから弱点が見えたら、しっかり直して潰していきたい」
私も一緒です、強く同感いたします。

お薦め度は★★★★☆(星4つ)です。

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プロフィール

あけぼの不動産鑑定                                        吉澤光彦

Author:あけぼの不動産鑑定  吉澤光彦
平成22年9月1日開業 45歳(既婚)
〒320-0845
栃木県宇都宮市明保野町6-35
TEL 028-678-4693
FAX 028-678-4694

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