FC2ブログ
宇都宮市明保野町の不動産鑑定士
営業範囲は日本全国、どこでもまいります。不動産鑑定士として活動しています。内容は日々を綴ったゆるーいブログです。
09 | 2018/10 | 11
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

送り火
第159回芥川賞受賞作、高橋弘希氏の著書です。
61Tted_P5kL_convert_20181005145505.jpg

この作品では転勤族の少年・歩が、青森県の廃校寸前の中学校に、三年生の一年間だけ通うことになります。そこで歩は五人の同級生の力関係を観察し、その中にうまく自分を位置づけることに成功します。リーダーの晃と仲良くなり、同級生らのナイフの万引きに参加し、時折暴力的ないじめが噴出する中でも、うまく中立的な観察者の立場に身を置いたかに見えましたが・・・。

大人が決して介入できない思春期の虐めの構図、それがもたらす結末は決して単純なものではありません。胸中ザワザワしながら読み進めました。ザワザワしているのですが、青森の美しい風景描写は、憧憬を感じます。なんか不思議な感じ。

何と言っても意外なラストの評価は難しいです。ネタバレ的になるので敢えて語りませんが、賛否両論分かれるところ、読者さんの意見をお聞きしたいところです。

お薦め度は★★★★☆(星4つ)です。

事務所のホームページ → 栃木県宇都宮市の不動産鑑定 マンション管理士 土地区画整理士のことならあけぼの不動産へ
スポンサーサイト
花芯
私が生まれる遥か前、瀬戸内寂聴先生が1957年に発表し、その過激な内容と「子宮」という言葉が多く出てくることから、「子宮作家」との批判を浴びた小説です。その後5年間ほど(干されて)文壇的沈黙を余儀なくされました。ちなみに「花芯」は「子宮」という意味の中国語です。

すごく古い小説ですが、数年前に映画化されたので、読もうと本棚に山積みなっていた1冊です。
「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」。親の決めた許婚と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司・・・。
今発表されたとしても、衝撃的な作品だと思います(だから今さら映画化されたのだと思います)。ましてや出版当時は1950年代、女性たちの間では、こんなことを語ることが自体がタブーだったことでしょう。それを女性自らが、すこぶるリアルに書き、そしてそれを描いたのがかの瀬戸内寂聴先生だなんて、すごくショックです。

単なる「不倫もの」では片づけられない、官能さがあります。が、映画はあまり高評価ではないようです。やはり小説でしか表現できない、官能さとそれと表裏一体のなんというか愚直さがあります。
b7cb4fb2cf4e0349_convert_20180914105547.jpg
是非映画の前に、原作を読んでいただきたいと思います。

お薦め度は★★★☆☆(星3つ)です

事務所のホームページ → 栃木県宇都宮市の不動産鑑定 マンション管理士 土地区画整理士のことならあけぼの不動産へ
不可能を可能にする大谷翔平120の思考
大谷翔平の本、昨年の息子の誕生日にあげたものですが、本棚から拝借してきました。
IMG_3257_convert_20180511131700.jpg
これを読むと、肉体的だけなく、精神的にも屈強な人間なのだと感じました。

特に同感したのは、89番の項目
「僕はマイナス思考なんです。だから弱点が見えたら、しっかり直して潰していきたい」
私も一緒です、強く同感いたします。

お薦め度は★★★★☆(星4つ)です。

事務所のホームページ → 栃木県宇都宮市の不動産鑑定 マンション管理士 土地区画整理士のことならあけぼの不動産へ
舟を編む
映画化もされた、三浦しをん先生の著書です。
51s9z0-ChML_convert_20180316124227.jpg
まず手にしてみて、装丁が非常に可愛くて良いです。私は電子書籍は嫌いです。だってこの質感、匂い、味わいがありませんからね。

内容は辞書の編集者の話なのですが、まあよくもこれを題材にしして、小説化したなあと感心します。辞書の編集者が主人公といったら、それだけで地味で、暗くて、と面白くなさそうなのですが、そういう予想が、良い意味でことごとく裏切られます。

好きなことに、この道一筋の一刻者の主人公。不器用だって、見栄えが悪くたって、いいじゃないですか。主人公のみならず、登場人物がみんな人間らしくて、誠実で、ほのぼのしていて好感を持てます。

「言葉」で、人と通じるということは、かけがえのないことで、とても幸せなことです。日本語っていいなあ、ときっと感じさせてくれること請け合いです。
メール、SNS、電子辞書も便利ですが、そう思っている若い世代にこそ、この本を読んで欲しい。そして辞書をめくって欲しいなあと切に感じます。

最後に映画では無かった、巻末のラブレターすごく良いです。三浦しをん先生の最高に好きな一作になりました。

お薦め度は★★★★★(文句なしの星5つ)です。

事務所のホームページ → 栃木県宇都宮市の不動産鑑定 マンション管理士 土地区画整理士のことならあけぼの不動産へ
ぷらっと本屋さんへ
昨今、街の本屋さんの閉店が相次いでいるそうです。
書店数は4割減、2割超の自治体は本屋さんが1軒もないとのことです。

昔は書店で立ち読みして、親父のはたきで追いやられる。罪悪感と楽しみの狭間で本屋さんに通ったもんですが、今の若人たちはそんな経験は無いのでしょう。
私は電子書籍は嫌いです。楽天やアマゾンも良いですが、やっぱり現物、ぷらっと本屋さん巡りが一番です。
惹かれる装丁、帯広告、いわゆるジャケ買い。気に入った本は自宅の書斎に溜まりに溜まっていますが、それに囲まれる生活も、また楽しいかな。

本はどこで買っても価格は同じです。なるべく街の本屋さんで買ってあげたい。

事務所のホームページ → 栃木県宇都宮市の不動産鑑定 マンション管理士 土地区画整理士のことならあけぼの不動産へ


プロフィール

あけぼの不動産鑑定                                        吉澤光彦

Author:あけぼの不動産鑑定  吉澤光彦
平成22年9月1日開業 45歳(既婚)
〒320-0845
栃木県宇都宮市明保野町6-35
TEL 028-678-4693
FAX 028-678-4694

メールフォーム

事務所への直接のお問い合わせは、下記のフォームより、お願いいたします。

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

FC2カウンター

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR