fc2ブログ
宇都宮市明保野町の不動産鑑定士
営業範囲は日本全国、どこでもまいります。不動産鑑定士として活動しています。内容は日々を綴ったゆるーいブログです。
07 | 2011/08 | 09
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

宇都宮市内で住宅は買い時!?
東日本大震災以降、人々の住宅に対する指向も変化してきているでしょうか? 
良く聞かれるのですが、現在、栃木県内(特に宇都宮市内)で、住宅は買い時なのでしょうか?といった質問です。基本的にはどうしても欲しいと思った時が買い時だと思いますし、その人に応じたライフステージがあるので、一概には言えません。そう言ってしまうとアドバイスにはなりませんので。後述はあくまでも個人的な主観です。
まずは、新築マンションです。
私はお奨めしません。宇都宮市内において新築の分譲マンションの販売個数は極めて少ないのが現状です。販売中の新築マンションとして「シティタワー宇都宮」が代表格として挙げられますが、言わずとしれた宇都宮市内の中心の高品等物件で、低所得者層はなかなか難しいかなあと思います。そもそも販売開始から月日が経過しており、今は余り物件?かもしれません。以前まで宇都宮市内でダントツの販売戸数だった穴吹工務店「サーパス」が破綻後、路線変更を余儀なくされ、新規物件の供給も低調な状況です。マンションは販売競争があり、価格競争があり、需要者が選べる状態であるからこそメリットがあるのですが、現状、消費者に全く選択肢はありません。新築マンションが是非欲しいという方は、もう少し市況の回復を待って、代替選択の余地がある状況が好ましいです。
次に土地付きの戸建住宅です。
個人的にはお奨めの時期と思っております。土地の地価は依然下落傾向で弱含みですが、劇的な下落は考えにくく、宇都宮市内では割安感のある分譲地も多く見られます。家は一生で一番大きな買い物。勿論それにかかる消費税もかなり大きいです。今後政治の動向如何では、増税路線に拍車がかかるかもしれません。増税前の駆け込み需要時期に、ハウスメーカーサイドに主導権を握られるのは避けたいものです。不況の時こそ買い手市場で、消費者が主導権を握れるのです。世間で「今買わないと損」などと言われるようになると、住宅取得熱はどんどん加熱し、値段も高くなる可能性があります。不動産は人が動かない時期に、株でいう「逆張り」をするのが良いのです。尚、首都圏の話でストレートに宇都宮には当てはまらないでしょうが、2011年夏は不動産については踊り場状態で、今後は徐々に回復するだろうという見方が大勢です。
但し土地の購入場所は、長いライフプランを念頭に入れる必要があると思います。地震の被害が大きかった地域、川沿いの地域、崖の近く等は自然災害の危険性があり、もしもの時は、資産価値がゼロになるかもしれません。
自然災害は想定不能でやってきます。用心するに越したことはありません → 宇都宮市内のハザードマップ
地盤の軟弱も重要です → インターネットで地盤情報(ジオダス) 
ちなみに我が家(一条2丁目)は、古くは宇都宮城お堀の上だったようで、地盤が軟らかかったので地盤補強しました。某重量鉄骨ハウスメーカーの見積りは150万円だったので、重量鉄骨を諦め、もう少し躯体の軽い軽量鉄骨住宅になりました。結果、70万円地盤補強にかかりました。
これからは高齢化時代、坂道の多い丘陵地帯の住宅地とかも個人的にはお奨めしません。
以上、個人的な雑感でありました・・・。

スポンサーサイト





プロフィール

あけぼの不動産鑑定                                        吉澤光彦

Author:あけぼの不動産鑑定  吉澤光彦
平成22年9月1日開業 51歳(既婚)
〒320-0845
栃木県宇都宮市明保野町6-34
明保野ロイヤルパレス202
TEL 028-678-4693
FAX 028-678-4694

メールフォーム

事務所への直接のお問い合わせは、下記のフォームより、お願いいたします。

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

このブログをリンクに追加する

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

FC2カウンター

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR