今年の年始の目標、最低年間５０冊読破。
年末からちょこちょこ定食屋とかで、ご飯が出てくるのを待っていながら読み進めていた作品です。昨年に映画化されました。著者は万城目学。

プリンセス・トヨトミ (文春文庫) (2011/04/08) 万城目 学 商品詳細を見る

私は邦画が大好きなのですが、ほぼ１００％といって良いくらい、原作本を読んでから映画を見ます。それではストーリーを知っていて、映画を見たときの感動が半減するのではと、おっしゃる方もいるのですが、私はあくまでも、原作の表現や世界感に触れてから、映像化されたものを吟味したいというスタンスなのです。映画を見てから原作を読むということはまずありません。逆に映画化される（既にされた）原作は好んで読みます。だって本と映像の２回楽しめるのですから。
この作品の映画は勿論まだ見ていませんが、プロモーションとかをチラ見して面白そうだなあと思っていましたし、大好きな堤真一が主演でしたので興味深々です。
肝心の原作は、最初はどんな展開になるのかどきどきワクワクでして、徐々にその全貌が明らかになるのです。しかしあまりにもストーリーが奇想天外で、読んでいてぴんときませんでした。でも題材は悪くなさそうなので、映像化したら全体面白いだろうなあとも感じたました。「大阪全停止」、やはりこれは映像で見てみたいです（ロケもきっと大変だったでしょう）。本としては私の中では★★☆☆☆（星二つ）程度で人にはお勧めしません。しかしこういった場合でもきっと映画は面白しだろうなあといった期待感がありますので、そういった意味では２倍楽しめるのです。
今度ＤＶＤ借りてきて、大阪全停止の様子の映像化そして堤真一の神経質な演技と綾瀬はるかの才色兼備ぶりに期待します。

プリンセス　トヨトミ　DVDスタンダード・エディション (2011/11/16) 堤真一、綾瀬はるか 他 商品詳細を見る

原作のイメージとキャストが合っているかなあと照らし合わせるのも楽しみです。堤真一ははまり役なのですが、綾瀬はるかはちょっとはずれているなあという印象を持ってます。