レオナルド・ディカプリオの最新作。

過去に「ギルバート・グレイブ」、「アビエイター」、「ブラッド・ダイヤモンド」と３度にわたりオスカーにノミネートされながらも受賞を逃してきたレオ様。悲願のオスカー獲得が期待されていましたが、ノミネートはされず、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニーとの三つ巴の豪華決戦は流れてしまいました。ディカプリオは全く興味ありませんが、これだけアカデミーに嫌われると、さすがに同情します。今回の作品はどうだったのでしょうか？　結局、作品賞もノミネートされずじまいでした。結構下馬評高かったのに・・・。
Ｊ・エドガー・フーバー・・・、私は全く知りませんでしたが、アメリカでは超有名な人物のようです。あの「ＦＢＩ」を最初に作った人で、今では当たり前になっている科学捜査システムを作ったのもこの人です。２０代にして、ＦＢＩの全組織の長官になり、７７歳で引退するまでＦＢＩ長官であり続け、その間に交代した大統領の数は８名。その誰もが彼の存在を畏れたのだとか。
ハリウッド的なスカッとしたストーリー展開や若き日のかっこいいレオ様を期待する方はお勧めしかねます。歴史ものとして見るか、レオ様大好きっ子だけ見れば良いのでは。終わった後の爽快感はあまりありません。でもディカプリオの演技はキラリ、着実にオスカーに近づいている感じがします。応援してあげたい気になりました。
これからの時期はアカデミー賞発表と合わせて、見たい映画が目白押しで、あー忙しい忙しい・・・。