先日、とある不動産鑑定の仕事の入札がありました。ここ数日悩みに悩んで、自分の限界ギリギリの低いラインで札入れ。
そしていざ開札。
結果は・・・　
自分が札入れした金額の２割以上も安い金額で落札されました（トホホ・・・）。そしてなによりも県外の業者さんが、地元の業者よりも恐ろしく安い金額で落札していくという現状。ホント悲しくなります・・・。
入札というのは単発仕事であって、悪く言えば安さだけの世界。受注側と発注側の継続的な信頼関係を築く必要なんてない、と言えばそれまでかもしれませんが、県内に根を下ろして業務をしている不動産鑑定業者は違います。我々は不動産鑑定評価を通じて社会的公共的任務を果たすという使命に燃えているのです。だからより良いものを提供するというプライドが高いのです。品質を担保しつつ、安売りのできない仕事だというのを皆さんご理解ください。
今回の入札を通じて、お役所側もこのような状況は看過できないと、お気づきになったことでしょう。落札額が安すぎて逆に心配ではありませんか？
もう入札に応ずるの辞めようかなあ・・・、入札の必要書類を揃えるのだって、零細事務所では大変な負担です。でもこの時期は平成２５・２６年度の入札参加資格審査申請がこれから目白押しなのです。
あー晴れない気分だ・・・。