長期金利がじわじわと上昇していますね。今後住宅ローンは変動が良いのでしょうか？、固定が良いのでしょうか？
以前からしつこく主張していますが、住宅ローンは断然固定金利をお薦めします。
私の自宅もフラット３５（３５年間固定）です。
安倍政権の目論む大型予算と国債増発の懸念からでしょう、長期金利の水準は昨年８月以来の高水準となっています。国債増発→長期金利上昇、まあ教科書通りと言ったところです。
そもそも教科書通りでない、異常なデフレと低金利だった日本経済自体が異常だったわけですから、金利が上昇することは正常な動きなわけで、特段驚くことではありません。
教科書通りなら、今後間違いなく住宅ローン金利は上昇します。しかし教科書通りにいかないのも実態経済です。私はエコノミストではないので、これ以上は詳しくつっこみません。
でも変動金利の借入の方は真剣に再検討する時期かもしれません（私だったら速攻検討します）。ご自分の変動の住宅ローンの見直し時期に固定に乗り換えようとしても、今現在の金利よりも高くなっていることでしょう。
住宅ローンは固定物の方が先に上昇して、その後変動が遅れて上昇するといった動きをします。自分の変動金利が高いなあと感じたと時には、既に固定金利もかなり上昇しています。
敢えて金利上昇のリスクをとる時期ではなくなったと考えます。多少返済額が高くても、返済額急増のリスクがない固定金利が無難だと思います。

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