土日に今まで録画ためていた「とんび」を一気に見ました。
原作は重松清。

とんび (角川文庫) (2011/10/25) 重松 清 商品詳細を見る

私の大好きな作家のひとりです。親父の刹那を語らせたら、そして家族の哀愁を表現させたらこの人の右に出るものはいないと思います。
連続のテレビドラマなので、原作の域を超えてかなり脚色されていますが、なんていったって素材が良いです。１～３回の放映をまとめて見ましたが、毎回毎回お涙頂戴。こぼれる涙を娘の前でも、恥ずかしながらこらえられませぬ。
主人公の旭が生まれたのは１９７２年という設定で私と同じ、そして１０月出産予定日だったのにかなり早く９月に生まれてしまったというのも私と同じということで、非常に親近感を感じてしまうのです。私も旭のように周囲に祝福されて生まれてきたのでしょうか。
　
これを見ると妻が普通にいることが幸せなことだと感じます。人間なんて不慮の事故でいつ別れ離れになるなんてわかりません。私一人で子供を育てるなんて決して想像できません。
「かみさんいつもありがとう」、そんなことを自然と言いたくなります。そして家族の絆を再確認できることでしょう。
ハンカチとティッシュを用意してご覧ください。

事務所のホームページ　→　栃木県宇都宮市の不動産鑑定　マンション管理士　管理業務主任者のことならあけぼの不動産へ