外国企業や外国人が２０１２年に購入した日本国内の森林についての概要が明らかになりました。
→　林野庁のホームページ
日本国内少なくとも８ケ所、１６ヘクタールに上るとのことです。

中には栃木県那須塩原市の森林の含まれており、栃木県内で外資の森林購入が確認されたのは初めてです。
ちなにみ買主は台湾人の個人、利用目的は不明とのこと。
栃木県内では以前からゴルフ場等の外資企業の投資は多くありましたが、これはあくまでも債権やカンパニーへの投資であって、土地の所有権購入ではありません。国土利用計画法の届出制度がありますが、特段外資の取引規制はありません。要するに日本人でも外国人でも同じ土俵ということです。だいいち先の台湾人ではないですが、利用目的不明なのに、かなりの大きい面積の土地が購入できてしまうなんて・・・。自治体は何も言えず、指をくわえて見ている状態です。
私は外資の参入規制がないというのは、なんとも納得いかないです。限りある日本の国土は日本人の固有ものという超古臭い価値観を持っているのです。建物を外資が購入するのと土地そのものを外資が購入するのは、根本的に議論の対象が違います。
外資の参入規制を早期に考えるべきだと、私は考えています。

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