10月号の業界紙「不動産鑑定」に県別の不動産鑑定に関する報酬という記事が掲載されていました。 これによると平成24年の県別報酬で栃木県は、 鑑定評価報酬が261,164千円 賃料評価報酬が9,024千円 競売評価報酬が90,588千円 公的評価報酬が110,452千円 合計471,228千円とのことです。 1人当たりの報酬は8,415千円とのこと。ちなみ一番多い岩手県は1人当たり15,381千円、続く山梨県は14,536千円です。岩手は震災復興絡みの仕事が多いようです。
現在、栃木県不動産鑑定士協会には会員が58人いますが、全員合わせても5億円にも報酬が満たないのですと、なんとニッチな市場でしょう。勿論鑑定業務以外の分野で稼いでいらっしゃる方もいるので、そう単純ではありませんが、みんなが狙っている従来の公共事業中心の、不動産鑑定業務は先細りであることに違いはありません。 2チャンネルとかの書き込みを見ていると、「鑑定業務に明るい材料はない」とか「今後、不動産鑑定士は食っていけない」といった悲観的なコメントが多く見られますが、私は決してそうは思いません。 確かに、たかが5億円ちょっとのパイを奪い合うならば、入札等価格ダンピングになり、一層自分たちの首を絞めることになるでしょう。でもほとんどの人が、既存の仕事にしがみつこうとしているのでは、ないでしょうか?
既存の仕事で食っていけた時代は終わりました。これからは新しい仕事を創造していく時代です。なんと楽しい野望み満ちた未来ではありませんか! あけぼの不動産鑑定は、他の不動産鑑定士がやっていない新分野の仕事に着々と触手を伸ばしております。早い者勝ちですからね、後から参入してきたって遅いですからねーだ。
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