この仕事をしていると関連法規やインフラ調査等のいわゆる「役所調査」は非常に重要です。
役所といっても市町村の役場、国・県の出先機関、保健所、警察署、消防署、図書館、電力会社等々多種に渡り、あらゆる役所に調査に出向きます。

役所の方だって人間です、個々のスキルや対応の良し悪し、法令の熟知度等人それぞれです。勿論役所の方だって間違うことがあり、不動産鑑定士の方がなまじ関連法規には詳しかったり、書類の保管場所までこっちが知っていたりということもあります。移動がある役所の方と違って、こっちは１０年以上同じことをやっていますから。
でも役所の窓口に出向くときは、腰は低く、低姿勢でというのが基本姿勢です。知ったかぶりは決してしません。「こちらだって素人じゃあないだぞ」という姿勢は極力見せません。
この仕事は役所の窓口の方と仲悪くなってしまうと、後々の仕事に響くからです。やっぱり心象よく仕事はしたいものです。

昨日もとある役所調査に行きました。そこには久しぶりに出向いたのですが、窓口の方が親切なこと、親切なこと。いち担当者で結論が出ない事案は、こちらが言わなくても他の係の担当と連携をとって確認して下さいました（俗に言うたらいまわしとは正反対です）。
ここは担当者のスキルどうこうではなくて、組織レベルできちんと窓口対応しようという姿勢が感じられ久々に気持ち良い役所調査でした。こういう窓口ばかりだと、単調な役所調査もやりがいがあるというものです。

日光土木事務所の皆さん、面倒な事案に係らず丁寧な対応、本当にありがとうございました！

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