入院中にの上下巻を読破しました、百田直樹氏のベストセラーですね。第１０回本屋大賞の第1位を受賞。出光興産の創始者「出光佐三」をモデルにした、実話に基づいたストーリーです。

海賊とよばれた男 上 (2012/07/12) 百田 尚樹 商品詳細を見る

日章丸がイランのアバダンの港に入ったときのイラン人の歓喜や、日章丸の乗組員がイギリス軍の裏をかいて無事に日章丸を日本に戻した活躍など、病院のベッドで読書灯をともしながら、寝る間も惜しんでどんどん読み進めました。上下巻で計700ページを超えますが、丸二日で読破。
日本人の誇り、産業人の誇り、勇気と智謀と決断を、ここまで読ませる小説は稀なもの。「日本人って捨てたもんじゃない」と何か自信を取り戻すような、昂揚感たっぷりの気持ちを抱きました。そしてあまりないことですが、読みながら何度涙腺が緩んだことか・・・。
病院生活での思い出の一冊となりました。
お薦め度は文句なし！の★★★★★（星５つ）、最高です。

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