先月末のニュースです。
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オーストラリア財務省は２９日、中国企業による豪州国内での巨大な牧場の買収計画に関し国益に反する恐れがあるとして承認しない方針を示した。
この牧場は豪州の牛肉製造最大手Ｓ・キッドマン社の保有で、広さは約７万７３００平方キロとアイルランドの国土に匹敵する。中国企業Ｄａｋａｎｇが豪州内での反発を和らげるため地元企業と手を組み、３億７０００万豪州ドル（約３００億円）での買収を計画していた。
中国企業の財力も驚きですが、精肉企業が国土並の土地を所有しているにも驚きです。

もしＭ＆Ａがらみの不動産鑑定の依頼がきたら、このような土地の正当な時価はどのように査定するのでしょう。財務諸表には勿論記載されるでしょうから。広さはアイルランドの国土と同等の広さですよ。私だったら一目散で逃げ出します（笑）。おっかなくってこんな仕事できません。
世界は広いですし、今や不動産鑑定のフィールドもワールドワイドです。土地の適正価格の把握は難しいものなのです・・・。

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