アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガンと7人の大統領に仕えた執事の実話に基づく映画です。

オバマ大統領は２００９年の就任式に、モデルとなった「ユージン・アレン」さんを招待しました。
主人公の執事は、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争とアメリカが大きく揺れ動いていた時代に生き、歴史が動く瞬間を、最前で見続けながら、忠実に働き続けます。アメリカ合州国トップの苦悩を目の当たりにし、時には大統領の心のよりどころになります。たがが執事、されど執事なのです。

そして大統領も人間です。側近には強い態度で挑んでいる大統領も、執事にぽろっと弱音を吐くところは、なんかほっこりします。

激動の時代を大統領とともに生き抜き、さまざまな政局に立ち会った執事からの目線は、面白くないはずありません。

大統領選の最中ですが、もしトランプ氏だった、どんな執事さんがつくのでしょうか？この映画を見て「ユージン・アレン」さんに想いを寄せてみてはいかがでしょう。

お薦め度は★★★★☆（星４つ）です。

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