この時期不動産鑑定士は、地価公示の標準地、地価公示の取引事例、固定資産税、国税等に関するの現地調査を行っています。
現地調査で行うことのメインは、道路幅員の確認と現地写真の撮影です。
上記のすべての調査にあてはまるのですが、現地調査について「所有者の了解は得ていない」ということです。
そもそも地価公示も固定資産税についても、こちら（厳密には役所等の当局）の都合で勝手に評価ポイントとして、そちら様のお宅を設定しています。所有者のほとんどが、自分の家がそんな評価ポイントになっていることを知りません。
そんなんで現地でうろうろ、写真撮影なんてしていると、不審者通報されてしまうこともあります。
建物を撮っているのに、たまたま通りかかった、女子小学生が撮られたと思い込む誤解。不動産鑑定士ならだれもが経験する悩みです。
特にこの時期は、現地調査件数がやたら多いし、日が沈むのも早いので深刻です。

私は不審者と思われないように、
・こちらから「こんにちは」と挨拶をする
・名札をぶらせげる
・道路幅員を図る機械をみせびらかす
・そして一番大事なのは、こそこそしない！

これでも近隣住民に「庭から観察されるのは当たり前」、「何写真撮ってるんだ！」と呼び止められることも多数。

私たち、決して怪しいものではありません。道路幅員を計る「コロコロ」するやつをもっていたら、不動産鑑定士なんだなあと思っていただけると、幸いです。

事務所のホームページ　→　栃木県宇都宮市の不動産鑑定　マンション管理士　土地区画整理士のことならあけぼの不動産へ