よく将来的になくなる仕事、人工知能に取って変わられる仕事云々といった話があります。
不動産鑑定士は、現在時点の経済価値を数値で割り出します。しかし今後、ビックデータが整備されてくると、瞬時に将来の価値の見通しが、できるようになるかもしれません。

「週刊ダイヤモンド」の記事によると、ホワイトカラーに絞った、具体的な職種の代替性可能性について推計しています。
ほぼ１００％なのは、経理事務員、貿易事務員、銀行窓口係、一般事務員。そしてこのランキングに４５位で不動産鑑定士が入っており、６６．３９％の率で代替えされるとしています。
ちなみにこれは、向こう１０年から２０年先の推計。他の士業では、税理士は９１．４３％、公認会計士は７０．７９％と高い代替率になっています。

ただビックデータが整備されたとしても、不動産の価値は個別性が高く、簡単には数値でわりきれません。そんなに簡単にＡＩには代替できないというのが持論です。最終的には、人間の目での精査が必要なのです。　

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