Amazon prime Video で鑑賞。


あらすじ
ボストン郊外で便利屋をしている孤独な男リー（ケイシー・アフレック）は、兄の急死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくる。兄の死を悲しむ暇もなく、遺言で１６歳になるおいの後見人を引き受けた彼は、おいの面倒を見るため故郷の町に留まるうちに、自身が心を閉ざすことになった過去の悲劇と向き合うことになり・・・。

大金を掛けたハリウッドムービー的な派手さは全くありません。マンチェスターのどんよりとした曇り空が、登場人物の陰鬱さを表すかのようで、暗―い感じは冒頭から続きます。
ストーリー設定云々より、第８９回アカデミー賞主演男優賞のケイシー・アフレックの演技に注目しましょう。男の深い悲しみに満ちた演技には、同じような世代の設定の私は心を打たれます。
視聴後は全く心地よい感じはないですが、すごく考えさせられる難解なテーマの映画です。

・自分と向き合う余裕がある時に
・俺は孤独な男だと自問自答する時に
・子育てや奥さんとの関係に悩んだ時に
見てはいかがでしょう？
みんなで集まっての視聴は全くお薦め出来ません。ひとりでじっくり視聴することをお勧めします。

子育て世代の悩める男へのお薦め度は、★★★★☆（星４つ）です。

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