今年は日本ソムリエ協会の「ワインエキスパート」試験に合格することができました。
この合格、私ながらに格別な意義があると思っています。

そもそも私は先天的に「色覚異常」というハンデキャップを負っています。今は学校ではやらないようですが、私の子供の頃は、小さい色のついた丸いポチポチの冊子をめくっていって、数字や文字を答えるというやつです。
大概の人は何でこんなのやるんだとお思いでしょうが、クラスにひとりくらい、よくわからない生徒がいたもんです。わたしもそんな一人でした。

ワインの勉強をしていくなかで、ワインの色相を読み取るというのは、非常に重要なファクターです。テキストやネットでサンプルにあたったりしますが、ハンデキャップがある私には、書いてあることと自分が感じたニュアンスに、微妙なずれがあるなあと感じたものです。
そんな苦労をして、それを補うべく、知識を蓄え、嗅覚と味覚を研ぎ澄まして、試験に臨んだのです。
正直勉強を始めた時は、私なんぞお呼びじゃないと思っていましたが、なせば成るものです。

こんなハンデキャップがあっても合格できます。これから挑戦しようという方、是非頑張ってください。

事務所のホームページ　→　栃木県宇都宮市の不動産鑑定　マンション管理士　土地区画整理士のことならあけぼの不動産へ