作者、宇佐見りんさんは現在大学生で21歳、第164回芥川賞を受賞の話題の人。


タイトル通り、推しのアイドルが炎上する話です。

これほど賛否がわかれる芥川賞は、初めてじゃないかなあ？
情景描写とか心理描写が細部に渡り表現されており、生々しく素晴らしいと思えますが、あまりピンとこないという意見もわかる気がします。
これでもかと有名作家や文豪を模して、文学調に言い回したり、難解な言葉を駆使する作家もいますが、これをどう感じ取れるかはこれは読み手の問題、読み手の解釈する能力の違い、また単純に好き嫌いの問題なのかもしれません。
そういった意味では、まだまだ私はこの作家さんの能力を、十二分に理解できる力はありません。

とにかく主人公の「推し」の熱量は半端じゃないです。是非、感じ取ってみてください。

お薦め度は★★★☆☆（星３つ）です。

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