今回のアカデミー賞の目玉、レ・ミゼラブルを鑑賞。

ヒュージャックマン、ラッセルクロウ、アンハサウェイが吹替え無しで熱唱、すごい映画でした。
字幕版を見たのですがこの作品、吹き替え版では意味がありません（というか吹替え版あるのかなあ）。ミュージカル映画なのですが、歌の圧倒的な迫力、そしてストーリー自体の無常観が相まって、切ないけれどなんか清々しい作品になっています。全１５８分という大作ですがあっという間でした。
思えばユーゴーのレ・ミゼラブルを初めて読んだのは、中３の時だったと記憶しています。この時の新潮文庫全４巻は当時の私には非常に難解で、理解できずに打ちのめされました。それから２０余年この映画に触れて、憎らしくってたまらなかったジャベール警部が可愛そうな人と思えるようになりました。やっと「ああ無情」の意味がわかるようになったのかなあ。
でもこの映画の訴えたいことの正解は私にはわかりません。ユゴーそしてこの映画の監督は何を訴えたかったのでしょうか。それはご自分で見つけてみてください。
それにしてもまあ間違いなく、２０１３のアカデミーの目玉になることでしょう。
ヒュージャックマンには主演男優賞取らせたいなあ、この手はハリウッド受けするんだよなあ・・・。大好きなアンハサウェイにも助演女優賞とってもらいたいないあ・・・。ラッセルクロウがこんなに歌がうまいなんて知らなかったなあ・・・（脱帽）。
今年のアカデミーでオスカー獲得するだろう度★★★★★（星５つ）です。

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